TOTAL LIFE MANAGEMENT トータルライフ経営

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代表からのメッセージ

人間を魂と見る「魂の学」

私たちは高橋佳子先生が提唱されている「人間を魂と見る『魂の学』」を基として、本来的な経営の実現を目指しています。
あらゆる現実は人間の心の働きの結果であり、心とその奥にある魂との間にも因果関係があるとする「魂の因果律」による人間観、世界観がその土台にあります。
現在私たちが直面している世界同時危機をこのまなざしで見ると、極めて厳しい現実であると共に、この試練の時こそ、根本に遡って元々の志を問い、新たな出発への準備の時である、ととらえることができます。
また、高橋先生は、人生には山も谷もあるが、谷の中でしか学ぶことのできないことがある。第一は元々の志に接続すること、第二は次なる飛躍への準備であると仰います。

世界同時不況の原因

この不況の震源地となった米国の金融バブルのスケールは、マクロ的に見るとこの8年間で4~6兆ドルとも推計されています。日本が一足先に経験したあのバブルは、約1兆ドルで、経済規模を考えてもあの2~3倍の激震です。世界経済は拡大の多年にわたる行き過ぎが金融の支えを失って急下降しており、次なる安定軌道に乗るまでにはかなりの時間を必要としています。
これほどの傷手が生じた原因について高橋先生は、誰もが利益の拡大のために(What)どうすれば良いか(How)だけを考え、何のための仕事か(Why)を忘れたまま暴走した結果であり、この試練の谷で、もう一度私達はWhyを問い直す必要がある、とされています。誠にその通りだと思います。

経営の原点とは

経営においても、何のための経営か、と原点を問い直す時、私たちはそれは仕事を通して共に人間として成長することが目的であったことに思い当ります。そういう目的に貫かれた共同体を創ることによって、顧客や社会の痛みや必要にお応えしてゆくことが、経営者である私たちの本来の願いであった、と思うのです。利益はそれに対して感謝や喜びと共にお客さまや社会から返ってくるものであり、それを適切に配分し、良循環するのが元々の歓びでした。

本来的な企業経営のあり方を回復する

その志をもって社員一人ひとりの可能性を引き出し、苦楽を分かち合うならば、今回のようなきびしい試練に対しても、これを超える問題を解決や創造の根源的なエネルギーが生まれます。私たちはすでにその真実を共に歩む仲間の実践を通しても確かめています。
そして、その道を誰もが歩めるステップと、学び、実践する場をご用意下さって来たのが高橋先生です。一人ひとりの実践はささやかでも本物であることが、次々に共感者を増やしています。その輪が更に広がってゆけばやがてはどれほどの希望がそれぞれの業界に、また国に、世界に届くことでしょう。
世界同時不況の中で、日本の経済の落ち込みは、当面、米・欧よりもきびしいと見られています。しかし、この試練の中で鍛えられ、本来的な企業経営に近づき、力を蓄えてゆくならば、立ち上がりの局面では企業としても国としても一歩先んじる飛躍の可能性は高いと思われます。世界に甚大な影響を与えた米欧の資本主義の行き過ぎに対して、もっとバランスのとれた人間の本来の幸せに役立つ経済や経営のあり方を模索するという意味においても、私たちがめざす本来的な企業経営のあり方の回復は大切だと思います。一人ひとりの実践が、社員や家族のためにも、また次の時代の希望にもつながることをめざして共に魂の学に基く実践を進めて参りましょう。

久水宏之プロフィール

略歴
1931年生まれ。 東京大学法学部卒。
1953年、日本興業銀行入行、調査部長、常務取締役業務部長を経て、1983年退任。
この間、大蔵省の諮問機関・金融問題研究会委員等を歴任。
その後、経済評論家として、執筆、講演、経営相談などを行っている。
プロフィール
興銀の中では、調査、企画、証券部門などの日本の産業、金融の基本に関わる業務に携わる。しかし、これまでの欧米主導の経済が前提とした人間観、世界観の限界を痛感。退任して高橋佳子氏に師事してTL人間学を学び、新しい経済ビジョンを求めての評論活動や経営者の研修などに携わってきた。
執筆先
朝日新聞、毎日新聞、サンケイ新聞、「財界」、「金融財政」、「財経詳報」ほか。

TL経営研修機構代表 久水宏之 経済評論家

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